初夏の風物詩

日本中どこにも見られ、関東では5月末から6月の梅雨にかけて開花するアジサイ。万葉集にも歌われるほど、雨とのセットでさまざまなシーンで描写されてきた、この季節を代表するとてもポピュラーな植物です。

静岡県下田市下田公園

下田市街や下田港を一望し、四季折々の花々が堪能できる公園。アナベルやウズアジサイなど、100種以上の紫陽花が植えられています。広大な敷地が、約15万株300万輪の紫陽花で埋め尽くされた姿は圧巻。

毎年6月に開催される「あじさい祭り」では、よさこいや下田太鼓の実演、「花のかざぐるま作り」体験を日にち限定で楽しめるほか、下田港水揚げの「金目鯛の天ぷらそば」などのご当地グルメの露店はまつり期間中毎日楽しめます。

京都府宇治市三室戸寺(みむろとじ)

京都の花寺ともいわれる宇治市の古刹・三室戸寺には約2万株の紫陽花が植栽されています。見頃の時期にはライトアップも行われるので夜に訪ねてみるのもおすすめです。ハート型の紫陽花もあるそうで、カップルに人気なのだそう。

東京都日野市高幡不動尊金剛寺(たかはたふどうそんこんごうじ)

関東三大不動のひとつ高幡不動尊金剛寺は、都内有数の紫陽花の名所でもあります。雨の季節になると、境内から山にかけてヤマアジサイなど約200種類以上、7,500株もの紫陽花が彩ります。6月には「あじさいまつり」も開催されます。

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